健康情報

第33回 偉人から学ぶシリーズ⑨ 健康睡眠のためのヒント ~アインシュタイン~

2021.01.28

[ PDF版はこちら ]

einstein[1]ドイツの理論物理学者であるアインシュタインは、相対性理論をはじめとする様々な理論を
提唱し「20世紀最高の物理学者」や「現代物理学の父」などと称されています。
光量子仮説に基づく光電効果の理論的解明によって、1921年のノーベル物理学賞を受賞
しています。
 
そんなアインシュタインですが、睡眠時間は1日10時間の長時間睡眠(ロングスリーパー)
だったようです。睡眠時間は個人差が大きく、成人の平均睡眠時間は6~8時間と言われていますが、日中
スッキリと過ごせているなら特に心配はいりません。
とは言え、睡眠は食事・運動とともに健康にとって欠かせないもの。今回は、より良い睡眠のヒントをお伝え
いたします。
 
 

◆睡眠スイッチを入れる 4つの「眠りの儀式」
     
 ①強い光を浴びない
nedoko_smartphone[1]強い光は睡眠に悪影響を及ぼします。寝室はなるべく間接照明にするなどして、弱い光の中で
過ごしてみましょう。近年、問題となっているのがパソコンやスマートフォンのブルーライト
です。特にスマホは寝床に持っていきやすく、寝る前にゲームやメールなどをしている人が
増えています。理想は、寝る2時間くらい前までにスマホを手放していただくことです。
                    ※逆説ですが、朝起きてすぐスマホを見ると、ブルーライトの刺激で目が覚める、とおっしゃる先生もいます。
 
 ②寝酒をしない
jiko_nezake[1]眠れないから酒を飲む人、晩酌をする人、時には飲んで帰宅することもあるでしょう。
しかし、アルコールは交感神経を高めてしまい、逆に眠れなくなってしまいます。
酔いつぶれるのは、気を失っているのと同じで、決して良質な睡眠ではありません。
お酒は適量にとどめ、できるなら食事の際の晩酌程度に楽しむのがベストです。
 
 ③音を少なくして静かに過ごす
sleep_music_woman[1]音楽やラジオを聞きながら眠ることが習慣となっている人もいると思いますが、
そうすると歌詞やトークを無意識に聞き取ろうとして頭を働かせてしまいます。
寝る時はできれば音のない状態にすることが理想です。どうしても音楽がほしい場合は、
静かな歌詞のないクラシックなどを小音量で聞く程度にとどめましょう。
 
 ④ベッド(布団)を寝るだけの場所にする
bed_boy_sleep[1]ワンルーム暮らしの人に多いのですが、普段からベッドの上でゴロゴロしたり・テレビを見たり・
読書をしたりしていませんか?そうすると、ベッドが日常と地続きの「生活の場所」となって
しまい、寝るためにベッドに入っても眠る気持ちを損なわせてしまいます。ベッドを眠るだけの場所とし、それ以外にはベッドを使わないようにすると、眠ることに集中しやすくなります。
 


◆どうしても眠れない時はどうする?
 
 ①入浴や運動の時間を工夫する深部体温の図
  眠る時はお腹の中の温度「深部体温」が最も低下しています。
  その低下している谷の部分が眠りの深さと関係しています。
  深部体温が最も高くなる 午後6~7時前後にウォーキング等の
  軽い運動をすると、深部体温が普段より高まり、眠りに入る
  時間帯に反動で大きな落差がつき、深部体温がより低くなり
  深く眠ることができる、という特性があります。
  また、寝る2時間程度前に入浴し体温を高めておくと、運動と
  同様に深部体温が急速に高まり、眠る時間帯に深部体温が普段より低下し深い睡眠をとることができます。
  入浴は、 寝る2時間前がオススメです。
 

 ②ホリエモン式睡眠法
ポンホリエモンこと堀江貴文さんは「眠ることが一番大切だ」と語っています。彼はどんなこと
があっても6時間の睡眠を確保し、そのための必須事項として 「悩みごとはその日のうちに
片付けておく」ということを挙げています。悩みごとを抱えて寝床に入っても、それが気に
なり眠れなくなることがあります。悩みごとが自身の決断で解決するなら、その日のうちに
決断してしまうことを勧めています。その決断が間違っていたら後で解決策を考えればいい
のです。悩みごとの持ち越しは睡眠を著しく阻害します。その日のうちに決断しましょう。
 

 ③病院に行って薬をもらう
  「色々試したけど眠れない…」という場合は、医療機関を受診しお薬を処方してもらいましょう。kusuri_nomu[1]
  睡眠導入剤は内科などでも処方しますが、専門は精神科や心療内科です。薬局でも安定剤を
  購入できますが、 しっかり睡眠がとれる睡眠導入剤は病院でしか処方してもらえません。
  精神科や心療内科に対してマイナスイメージをお持ちの方もいるようですが、現在は様々な
  悩みを抱えた方々がおり一般的な診療科になっています。
  精神科や心療内科の医師は話や悩みを聞いてくれます。「話を聞いてくれる」・「語れる相手が
  いる」というのは、それだけで安心感が湧きますから、受診した際は全部吐き出してしまいましょう。
 

アインシュタインおもしろエピソード 

 
 ※引用・参考:Lightworks BLOG(https://lightworks-blog.com/performance-sound-sleep)

 

 次の記事へ⑤前の記事へ⑤