健康情報

第28回 偉人から学ぶシリーズ④ お茶がもたらす効能~千利休~

2020.06.11

[ PDF版はこちら ]

安土桃山時代の茶道創始者である千利休。
茶道を確立していく中で、現在の懐石料理の原形を作ったと言われています。senrikyuu[1]
豊臣秀吉とのトラブルにより突如切腹の命を受け、70歳でその生涯に幕を閉じましたが、
「茶人は長命」と言われるように、このようなアクシデントがなければ、もっと長生き
していたのではないかと思われます。
世界各国で愛されている”お茶”。千利休が愛した“お茶”。そんな“お茶”がもたらす様々な
効能をご紹介いたします。

 

効  能

説  明

1.『ホッ』と癒される緑茶
agari_yunomi[1]

お茶に含まれるテアニンには癒し効果があると言われています。
テアニン摂取後、約30~40分でリラックス指標のα波が出現。
精神的なストレスを抑制する効果も確認されています。

2.朝一番は煎茶
tea2[1]

日本茶の中でも多くのカフェインを含む煎茶は、脳を刺激し、
眠っている頭と体を目覚めさせる効果があります。カフェインは
高温であるほど多く抽出されるので、熱湯でいれるとよいでしょう。

3.脂質の多い食事にはウーロン茶
drink_mugicha_glass[1]

ウーロン茶に含まれるポリフェノールは、
とりすぎた脂肪の吸収を防ぎ、油を洗い流します。
胃腸を整える作用もあるので、食べ過ぎた時にもおすすめです。

4.運動後・血流改善には麦茶
mugi[1]

ノンカフェインの麦茶には血液サラサラ効果があります。
汗をかくと体内の水分が減少し血がドロドロになり血栓ができやすく
なります。脳梗塞や熱中症予防として、こまめに摂取しましょう。

5.お腹が空いた時は番茶でしのぐ
tea_houjicha[1]

お茶を飲むとしばらくの間は空腹をしのぐことができます。
ただし空腹時のお茶は胃を刺激することがあるので要注意。
番茶は軽い飲み口で、胃に負担をかけないお茶です。

6.就寝前のひとときに
  カモミールティーでリラックス
flower_chamomile[1]

「大地のりんご」と呼ばれる甘い香りをもつハーブティー。
気持ちを落ち着かせ、安らかな眠りに導きます。

7.風邪のひきはじめにはユーカリ茶
herb_tea[1]

強い抗菌・抗炎症作用で風邪を予防するユーカリ茶。
抗ウイルス作用もあり、のどの痛みや鼻づまりも和らげます。

8.肩こりはそば茶で軽減
nuts_sobanomi[1]

そばの実を香ばしく炒ったそば茶。豊富に含まれるポリフェノールの
一種であるルチンが、血行を促し、肩こりを緩和します。

9.お肌のダメージには
  ローズヒップティー
fruit_rosehip[1]

野ばらの実からとれるローズヒップティー。ビタミンCをレモンの
約20倍も含み、疲れや乾燥が気になる肌を改善します。

10.デトックスにははと麦茶
plant_hatomugi[1]

血液を浄化し、体内にたまった老廃物を排出するはとむぎ茶。
利尿作用もあり、むくみ解消にも効果的です。

 

※引用・参考:NEVERまとめ(https://matome.naver.jp/odai/2141161103102977001)

 

 
   素 朴 な 疑 問   『Q.緑茶と煎茶の違いとは?』

  A. 煎茶 は 緑茶 の一種です。

   
    緑茶
は、生のお茶の葉(茶葉)を発酵させずに作られたお茶のことです。
    煎茶・玉露・番茶・抹茶・ほうじ茶など、様々なお茶をまとめた呼び名が緑茶です。

    煎茶は、緑茶の一種です。日本のお茶の中でも馴染みが深く、最もポピュラーな緑茶と言えます。
    日光を遮らずに栽培し、茶葉を蒸して揉みながら完成させたのが煎茶です。

                                  *引用・参考:サントリーHP「お客様センター」より   

 

前の記事へ次の記事へ