健康情報

第5回 色の効果と心身への影響

2016.07.27

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皆さま、こんにちは! 第5回健康トピックスをお送りいたします。
今回は「色(カラー)」についての情報提供です。カラーセラピーランドより一部抜粋
色にはそれぞれ特徴があり、人の心身に多大な影響を与えています。色(カラー)の特徴をご紹介していきます。

【赤の特徴】

○血や肉、熟した果実の色
人類が最初に意識した有彩色です。血や肉を連想させ、生々しくも力強い「生きる力」を感じさせる色です。また、美味しそうに熟した真っ赤な果実の色はとても目を引き、食欲を刺激します。

○強いエネルギーを感じる色
「情熱・元気・興奮」などの強いエネルギーを感じさせる色です。
戦さや勝負の時に好まれる色で、赤が好きな人は積極的で活発なリーダータイプのことが多いです。
やる気を出したい時や、元気がなくてエネルギーを補充したい時なども、赤に惹かれるようになります。

○気持ちを鼓舞する勝負服
気持ちを奮い立ち鼓舞するパワーがあります。スポーツファッションや、昔の武将の鎧兜に赤がよく使われるのは、赤の持つパワーを自分自身が身につけると同時に、そのパワーによって相手を威嚇するためでもあります。
ビジネスシーンでは、赤のネクタイを「パワータイ」と呼び、自信や情熱、リーダーシップを印象付けます。

○エネルギッシュな空間作り
交感神経を刺激し活動的な状態に導く色なので、みんなが活動する部屋に適しています。
無気力な状態に刺激を与える色なので、積極的に発言してほしい会議にも、赤の花や小物を置いておくと良いでしょう。

○体感時間が早くなる
交感神経を刺激し脈拍が早くなるため、実際の時間よりも時間の経過を早く感じさせる効果があります。ファーストフードに赤が多いのは、料理をおいしく見せる効果の他に、体感時間を早くして回転率を上げる効果があります。

○あたたかさを感じる色
赤は暖色の代表的な色で、あたたかみを感じる色です。
赤に囲まれた部屋では体感温度が2~3℃上がるという実験結果も報告されています。これは赤の光が「交感神経」を刺激し、脈拍と体温が上がり血流が良くなるためと考えられています。
寒気を感じる時や慢性的な冷え性対策に赤の効果を取り入れましょう。冷えには、赤の下着と靴下がオススメ。

【橙(オレンジ)の特徴】

○太陽のようにあたたかく照らす色
赤と黄が混ざった色で、太陽のようなあたたかいエネルギーを与える色です。
キャンプファイヤーの炎のように人が自然に集まってくる色で、橙が好きな人は、陽気で人付き合いがよく社交的なタイプが多いのが特徴です。

○人とのつながりをサポートする色
人々の心を開き、陽気でカジュアルな気持ちにさせる効果があります。ファッションやインテリアに橙を取り入れれば、会話がはずみ素敵な人間関係をサポートしてくれるでしょう。

○食欲増進効果
胃腸を刺激し食欲を促す効果があります。キッチンや食卓に橙を取り入れると、おいしく楽しくなるでしょう。

○心のショックを癒す色
橙のあたたかい光は、傷ついた心に勇気を与えるパワーがあります。不安や恐怖、プレッシャーに押しつぶされそうな時は、橙の効果を取り入れると心のバランスを保つことができます。

○健康的で社交的な印象を与える
元気で健康的な親しみやすさをイメージする色です。
社交的な自分をアピールしたい時は、ファッションに穏やかな橙を取り入れる好印象を与えることができます。上品な橙はパーティに最適なカラーの一つです。

○陽気でカジュアルな空間づくり
陽気で親しみやすいカジュアルな雰囲気をつくるので、楽しくおしゃべりしたり、親睦を深める集まりの場に取り入れるといいでしょう。

【黄の特徴】

○希望と知性を照らす色
自然光に最も近い色で、古代のエジプトやマヤ文明では太陽を表す色として崇拝されてきました。
太陽のように人々に希望を与え、楽しい感情を生み出す色です。また左脳を刺激し、知性と判断力を高めます。

○甘えと自己アピールの色
黄は最も目立つ色で、心理的にも自己アピールが強い時や目立ちたい時に気になる色です。人前に立って何かをする時や周囲に注目されたい時は、ファッションに黄を取り入れましょう。
逆に、黄が気になる時は、目立ちたい・甘えたい・人にかまってもらいたい時です。

○黄が好きな人は好奇心旺盛
黄が好きな人は、明るく知的でユーモアのセンスがあります。明るい反面、幼稚なところがあり、自分の方を向いてほしいがための行動をとったり、責任逃れを企てたり、無邪気な子どものようなタイプです。

○黄は便通をよくする
消化器系の活動を活発にし、消化や便通をよくする効果があります。便秘がちな時は、トイレのスリッパや便座カバーなど、トイレの中の小物に黄を取り入れるといいでしょう。

【緑の特徴】

○平和を愛しバランスを整える
暖色にも寒色にも属さない中間色。刺激が少なく、見る人に安心感を与え、心身のバランスを整える効果があります。緑を好きな人は、マイペースな平和主義者。争いごとを好まず、調停役としてグループを支えます。

○自己治癒力を高める
自然を連想させる色で、自然が持っている成長や再生のパワーを感じ、人が本来持っている自己治癒力を高める効果があります。人は自然とのつながりが薄くなると自己治癒力が弱まりストレスを感じます。疲れがたまった時は、森林浴に行ったり、観葉植物を置くなど自然のグリーンに触れるようにしましょう。

○気の流れを整える色
風水では建物内の気の流れを大切にしますが、火と水を同時に扱う場所では気の流れが乱れやすくなります。家の空気に乱れや違和感を感じる時は、台所やお風呂に緑を取り入れると、気の流れを整えてくれます。

○癒しと成長のイメージ
自然や平和をイメージさせ、自然がもつ癒しの効果をもたらします。また、スクスク伸びる草木のように、健康と成長をイメージさせる色です。

【青の特徴】

○平和と安らぎの色
感情の高まりを抑制する色です。脈拍や体温が下がり呼吸もゆっくりと深くなるため、心身が落ち着き、平和で安らいだ気持ちにさせる効果があります。
青を好きな人は、自制心が強く感性が豊か。誰からも信頼され組織に属することを好みます。

○才能とコミュニケーションの色
才能を表し、コミュニケーションをサポートする色です。コミュニケーションといっても、橙や黄のような陽気な関係ではなく、相手の話に耳を傾け、理解する、誠実なコミュニケーションを表します。

○安心と信頼を与える
安心と信頼をイメージする色です。男性ならネクタイ、女性ならアイシャドウやネイルに青を取り入れれば、知的で信頼できる印象を与えます。

○集中力をサポート
心身を落ち着かせ集中力の継続を助けるので、単純作業や頭脳労働の場所で使うと効果的です。集中力を乱さず、冷静な判断力で、飽きずに的確な仕事をすすめることができるようになるでしょう。

○食欲を衰退させる色
青の光は料理をまずく見せ、食欲を衰退させる効果があります。ダイエットには効果的です。

○鎮静と抑制の色
心身の興奮を鎮め、感情を抑える色です。青を取り入れれば、心身が落ち着き、感情にとらわれず冷静に物事を判断できるようになります。これは青が「副交感神経」を刺激し、脈拍や体温が下がり、呼吸もゆっくり深くなるためと考えられます。

【紫の特徴】

○スピリチュアルの象徴
スピリチュアリティを象徴する色です。人の精神に作用し、深い瞑想に導き、潜在能力を引き出す効果があり、古代から宗教色として尊ばれてきました。精神レベルを高めたい人にも好まれる色です。
自分を1ランクアップさせたい時に使うといいでしょう。

○バランスの回復と癒し効果
情熱の赤と鎮静の青という正反対の2色が混ざった色です。過度のストレスにより、精神のバランスが崩れてしまった時に、両方の性質を合わせ持つ紫が、バランスを回復させ癒してくれます。
紫は「欲求不満」とか「病的な色」と言われますが、本当は自分や周囲の傷を癒したい時に惹かれるのです。

○オーラをまとい、傷を癒す
精神的な傷を癒す効果を持つと同時に、オーラを身にまとい、周囲にさりげなく精神的な威圧感を与える効果があります。上品なイメージと官能的なイメージを合わせ持つ不思議な色です。

○高貴で雅なイメージ
昔は紫は希少な色だったので、身分の高い者しか使うことのできない高貴な色でした。
「雅(みやび)」なイメージもあるので、和室のインテリアに少しだけ使うと上品な演出ができます。

○秩序と静寂を与える
祈りや瞑想など、精神を集中させたい場所に紫は最適です。教会や寺院など、崇高さや威厳が必要とされる場所にも適しており、空間に秩序と静寂を与えることができます。

【ピンクの特徴】

○恋愛・しあわせ・思いやり
恋愛・しあわせ・思いやりなどの女性らしさをイメージさせる色です。本質的な愛の象徴で、
恋に夢中の時や、幸福感を感じている時、また愛や幸せを望んでいる時などにピンクを好きになります。

○女性ホルモンに影響
女性ホルモンのバランスを整え、女性らしさをアップする効果があります。
また、心と体を若返らせ、人生に張りを与える効果もあります。

○甘さの象徴
甘えの色。自立を拒み、他人への依存が強い人はピンクを好みます。
ピンクは味覚的な甘さも感じさせる色なので、ダイエットの時には注意しましょう!

○ピンクが嫌いな女性
ピンクを嫌いな女性は、幼少期に女性らしさを強要されたり、女性らしさに抵抗を示す傾向があります。
※しかし、ピンクに罪はありません。

○ピンクのファッション効果
ピンクは日本人女性の肌の色との相性がよく、ピンクのメイクやファッションは女性を健康的で魅力的にみせる効果があります。

【白の特徴】

○リセットとスタートのイメージ
何色にも染まっていない白は、純粋・清潔・無垢をイメージさせます。「白紙にもどす」という言葉があるように、白には物事や感情を一度リセットする効果があります。
白が気になる時は、現状を一度リセットして新しいスタートをきる準備が整った時です。

○すべてを反射する色
白はすべての光を反射する性質を持っています。パリッとした白は潔く、ネガティブなエネルギーを跳ね返す力を持っています。白が好きな人は正義感の強い完璧主義者。常に自分には足りないものがあると考えているため、自己啓発の努力を惜しまないタイプです。

【黒の特徴】

○すべての光を吸収する色
黒はすべての光(可視光線)を吸収する物体を見た時に感じる色です。しかし、すべての光を完全に吸収する物体は存在しないので、厳密には黒は理想上の色ということになります。

○主役を引き立たせ、重量感と高級感を与える色
黒は色の中で最も重みを感じる色です。黒の箱を持ちあげると実際よりも重たく感じますし、黒の容器に物を入れると実際よりもボリュームがあるように見えます。
また黒は最も暗い色なので、主役の色を引き立たせ、鮮やかに見せる効果があります。ゴールドと組み合わせたり、グラデーションで質感をつけることにより高級感を演出することも。これらの黒の特性を利用して、おせちやお寿司、駅弁などの容器にはよく黒が使われます。

○威厳を見せたい・自分を守りたい
黒のファッションは自分を強く見せ、周囲に威厳を示すことができます。強靭な鎧のようなイメージで、周囲からの干渉を拒絶し、自分を守りたい時に黒を好む傾向があります。黒は感情を感じさせない色です。頑固なこだわりを感じる色でもあります。

色(カラー)には、様々な特性がありますね☆
心と体が元気で健康に過ごせる1つの要因として、
それぞれ色の特性を上手に活かしていただければと思います。
必要に応じた『色』を、日常生活の中にぜひ取り入れてみてください!

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